
円高・円安とは?FXが初めての方にも分かりやすい解説
こんにちは
インベスターラボ 水曜日『FX』担当の明人(あきと)です。
先週は、お盆休みということでしたが、みなさんは、どこかへ出かけられましたか?
FXもお盆中は、値動きが読みづらいということもあり、トレーダーさんもお休みする方が多いようです。
さて、前回は、「取引通貨と取引時間」についてお伝えしましたが、理解できましたか?
んー?分かったような、分からなかったような。
まぁ、良いです。最初から分かろうと思う方が無理です。
何となく、分かったような気になればOK!また、分からなくなったら、その時に読み返してみてくださいね。私も、分からなくなったら、その度に検索していました。でもその検索も面倒くさいですので、分からなくなったら、このブログに戻ってきてくださいね。
今日は、トレンドについて解説してみたいと思いますので、一緒に見ていきましょう。
上昇トレンドと下降トレンド
FXの場合は、上がる時も下がる時も取引の仕方によって、利益を得ることができます。つまり、円高ドル安でも、円安ドル高でも、取引することによって利益を得られる仕組みになっています。
ここで、よく耳にするのが、「上昇トレンド」と「下降トレンド」ですよね。上昇と下降なので、何となく分かりますよね。
まずは、先ほどの「円高ドル安」と「円安ドル高」を見ていきましょうか。
よくニュースの為替の動きの時に、「今日は、1ドル107円65銭で、53銭の円安でした。」とか聞いたことありませんか?
そもそも、円安ってどうなってるのって思いませんか?
1ドル110円と1ドル100円では、何となく安くなった感じしませんか?そうなんです。安くはなっているんだけど、これは、ドルが安くなっているんですよね。だから、この場合は、円高ドル安になるんです。
我々日本人は、勘違いしがちだと思いませんか。というか、私だけ?って思っちゃいます。私は、FXを始めた時、この円高ドル安と円安ドル高が、すごく難しかったです。
110円と100円だから、安くなってますよね。なのに、円安ドル高なんです。
理屈が分かれば、簡単なことなんですけどね。
実は、ドルが基軸通貨になっているので、ドルから見ているので、ドルが高くなったのか?安くなったのか?なんですよね。
みなさんは、そんなこと簡単だよ、分かりきってることだよって思ってますよね。
でも、分からない方のために、少し解説しておきますね。
ドルが基軸通貨だと言いました。例えば、ドルをリンゴだと思ってください。そのリンゴを買うのに、1個110円と100円だと、110円の方が高くて、100円の方が安いですよね。
なので、110円のリンゴが高くで、100円のリンゴが安い。つまり、1ドル110円が高くで、1ドル100円が安い。日本円で買い物をする時、ドルが高いのか安いのかなので、目線をドルにおいてくださいね。
そうすると、ドル高なのかドル安なのかが見えてきます。そうです!「円安ドル高」「円高ドル安」の後ろを見るのです。
なんだ、簡単!
では、問題です。それぞれの問題は、「円高ドル安」でしょうか?「円安ドル高」でしょうか?
問題1「1ドル100→1ドル110円」
問題2「1ドル100円→1ドル90円」
もう、みなさんはお分かりですよね。
問題1が、円安ドル高で、問題2が、円高ドル安ですね。
これで、もう悩むことはなくなりましたよね。
では、ここで、「上昇トレンド」と「下降トレンド」について、見ていきましょう。
トレンドって何?
トレンドとは、簡単に言えば、流行のことですよね。トレンドの波になるとか、1980年代には、トレンディドラマが流行って「月9」という言葉がありましたよね。
そう、人気の出るものを先に読めば、そこには利益が存在するということです。
世界中で、日々各国の通貨が取引されて、常に変動を繰り返しています。買い手が多ければ、値段は高くなりますし、売り手が多ければ、逆に値段は安くなっていきます。
これは、それぞれの国の経済状況にも影響されます。
経済状況が好調になると、その国の通貨を欲しがる人が増える。そうすると、その通貨の価値は上がる。その通貨を売れば利益が出る。
逆に、経済状況が不調になると、その国の通貨をいらない人が増える。そうすると、その通貨の価値は下がる。その通貨を持っていれば損をする。
ということは、経済状況が好調になると予測する、つまり、人気が出ると予測した時に、安く買っておけば、価値が上がった時に売れば、利益が得られるということになります。
予測に反して、その逆に行ってしまうと、損をしてしまうので、早めに売ってしまうことで、損失を抑えることができます。
FXの場合は、この場合と逆に、経済状況が不調になると予測して、高く売って、安く買い戻すという取引もできます。
ということで、今回は、「円高ドル安」「円安ドル高」「上昇トレンド」「下降トレンド」というキーワードでお伝えしてきました。
焦らず、すこしずつ学んでいきましょう。
そして、一緒に稼いでいきましょう。
それでは、また次回もお楽しみに。
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